すぐやる人とやれない人の習慣 レビュー

著者は
同志社大学、ケンブリッジ大学大学院の修士課程修了(心理学専攻)を経て、
2023年、現在は、
ジーエルアカデミアというコーチング事業を営んでいる方です。


タイトルに「すぐやる人」「習慣」とありますが、
その二つを深く掘り下げた内容ではありません。
すぐやる習慣を身につけるために
広く浅く、日々の行動やその考え方をまとめた本です。
本書は以下の7章に分けて
すぐやる習慣を身につけるための考え方をまとめています。

思考編

自分を動かす編

周囲を動かす編

感情マネジメント編

体調管理編

時間・目標管理編

行動編


すぐやる人は〜、やらない人は〜。のタイトルで
各項4ページにコンパクトにまとめられています。
7章全部で50項目あります。
1項目5分もかからずに読めるため
隙間時間で読める、読みやすい本です。

普段からビジネス書を読んでいる人ならあっという間に読み切れます。
どこかで見たような内容が書かれていたりもします。
結論ありきで、
根拠や引用元の説明が少ない印象も受けました。

それでも、
この本が売れているのは
表紙のやる人、やらない人という
誰にでもシンプルで分かりやすいコンセプト、
そのコンセプト通りに、
「すぐやる人は」「やらない人は」でフォーマットを統一している点です。
ページをめくれば次のタイトル前半が始まって、
次のページで後半〜結論までテンポ良く読めます。
読んでいて気持ちよく、
4ページの各項目を読むたびに、すぐにやらねば!とやる気にさせてくれます。

停滞気味でアウトプットが少ないと感じている人におすすめです。
ささっと読んで、
50項目のうち1つでも参考になれば、
理想の「すぐやる人」に1歩近づけるのではないでしょうか。

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